熱波師検定とは？取得方法とその魅力を徹底解説

こんにちは！今回はサウナーや熱波師を目指す方に向けて、「熱波師検定」について詳しく解説します。熱波師検定の概要や取得方法、そのメリットなどをわかりやすくお伝えします。

熱波師とは？

熱波師とは、サウナ室内で熱せられた空気をお客様に送り届ける専門スタッフのことです。サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、その熱波をタオルや団扇で仰いでお客様に届けます。これにより、体感温度が上昇し、発汗作用が促進されます。

熱波師は単に熱波を送るだけでなく、トークやパフォーマンスを通じてお客様を楽しませる役割も担っています。また、サウナ内の安全管理も重要な仕事で、お客様が快適に過ごせるよう細やかな気配りが求められます。

熱波師についてはこちらの記事をチェック！

熱波師検定は、日本サウナ熱波アウフグース協会が主催する資格制度です。熱波師としての知識や技術を認定するもので、現在は以下の3つのランクがあります。

資格は必須ではありませんが、取得することで知識や技術を公式に証明でき、全国の温浴施設で働きやすくなります。

検定の種類を選ぶ熱波師検定にはC、B、ステップアップセミナー（SUS）、A、S（準備中）の段階があります。最初はBから始めることが一般的です。
申込み検定はJSNA公式サイトや月間サウナストアで予約可能です。リモート受講と会場受講が選べるB検定は、全国各地で定期的に開催されます。予約時には希望の日時と場所を選択し、オンライン決済で申し込みを完了します。
事前準備来場受講の場合は、動きやすい服装、汗拭きタオル、筆記用具などを持参します。また、リモート受講の場合は、事前に送られるテキストや認定タオルを使いながら受講する準備をします。
講習当日当日は座学と実技講習の2部構成です。実技ではタオルの扱い方や基本的な仰ぎ方を学び、実際に風を送る練習を行います。座学では、サウナの歴史や健康面での効果、熱波師としての心得を学びます。
認定証の受領検定合格後、認定証が送られてきます。合格次第次のレベルの試験に進むことができます。

資格取得により、自身の知識と技術を公式に証明できます。これは就職や転職の際に大きな強みとなります。

認定証の提示で、全国の温浴施設で入浴料の割引や特典を受けられる場合があります。

熱波師同士の交流や情報交換がしやすくなり、業界内でのネットワークを広げることができます。

上位の検定を取得することで、さらなるスキルアップや活躍の場が広がります。また、「熱波甲子園」といった熱波師の技術を競う大会にも参加できます。

熱波師検定は、熱波師としての専門性を高め、キャリアアップを目指す方にとって有益な資格です。資格を取得することで、知識と技術を公式に証明でき、お客様や施設からの信頼を得ることができます。

サウナが好きで、人を喜ばせることにやりがいを感じる方は、ぜひ熱波師検定の取得を目指してみてはいかがでしょうか。